エンジンマウントを交換してから、段差を走行すると前輪から「グシャ」という音が聞こえるようになりました。
気温が下がってボールジョイントが硬くなったのか、エンジンマウントが潰れてて前輪まで気がつかなかったのか。
何にせよ1ヶ所修理すると、次のダメージ箇所が続々出てきます。
修理屋に出しても「パーツが手に入りません」と言われるのが落ち。
海外サイトから「ロアアームキット+ボールジョイント」を購入。
フロントからロアアームの角度とジョイント部分を確認。
この角度でボールジョイントを接続しないといけないようです。
ロアアームに板を噛ませてジャッキアップしながら、ジョイントを接続するのです。
先ずは、キャリパーを外しエンドキャップを外す。
※エンドキャップはキャリパーを付けた状態で、マイナスドライバーで隙間を広げて、バールを隙間に入れてキャリパーを支点に、ハンマーでバールを叩いた方が外れやすいです。
逆側はそうしました。
ハブボルトを外し、ローターを外すとタイロッドエンドとロアアームエンドのボールジョイントが見えました。
タイロッドエンドにプーラーを噛ませて「バッコン」。
プーラーを用意してなかったら泣いてたな…
新しいボールジョイントを付属のボルトで交換。
やはり元のボールジョイントは潰れてました。
スタビライザーブラケットを外し、共周りするボルトを前後ともゆるめ、スタビリングを外しロアアームエンドのボールジョイントを抜きました。
この日は次男にも手伝ってもらい、午前中に終わらせて昼食を食べようと思っていたのですが、とんでもない作業です。
基本的に工具が足らない、入らない。リフトアップでもきればもっと簡単なんだと思います。
一番苦労したのが、シャフトの錆び。
抜けたはずのハブベアリングが入らない、そして途中で「二進も三進も」固着。
サンドペーパーの800番で研磨、1500番で磨き、とんでもないクリアランスです。(;´Д`)
9:00頃初めて、終わったのが16:00頃、後半は撮影することも忘れてました。
73,906kmの走行ですが、20年も経っていれば足回りはガタガタ。
当の本人はスクワッドを500回ぐらいやった感じ、足腰はガタガタで筋肉痛。
【備忘録】次は無いだろうけど…(ネット検索のため不確実です)
ロアアーム(前側):24mm/18mm 120Nm +/-12Nm
ロアアーム(後側):18mm/E18 120Nm +/-12Nm
スタビラーザーブラケット:18mm 85Nm
ボールジョイント:18mm 40Nm +/-4Nm
ウイッシュボーン:16mm/T40 46Nm
スタビリング:18mm 46Nm +/-6Nm??
キャリパー:E18 115Nm +/-5Nm
ハブボルト:E14 120Nm +/-12Nm
ローター固定ボルト:T30 6.5Nm
ホイール固定ボルト:17mm 110Nm